6月に入りあつくなってきた。そろそろ、きりっとした白ワインはおいしくなってくる季節。
ワイン情報
項目 | 説明 |
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ワイン名 | ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュール リー 2022 |
Domaine La Bazillere - AOP Muscadet de Sevre et Maine Sur Lie | |
飲んだ日 | 2024/6/1 |
参考価格 | ¥1080 |
購入価格 | ¥663(在庫一掃 訳あり 6本 白ワイン セット!) |
購入元 | タカムラワインハウス |
品種 | ミュスカデ |
タイプ | 辛口白 |
分類 | キレありシャープ系 |
度数 | 12% |
生産者 | ドメーヌ・ド・ラ・バジレル |
生産地 | フランス>ロワール |
弾けるような酸味と新鮮な白桃、少しまだビターさを残す硬さが逆に良いのです。疾走感溢れる流れと切ないほどの余韻の幕切れ。若さ溢れる青春なミュスカデ。 夏じゃなくても扉開いちゃう。
冷涼な北の産地の魅力と、南向きの厳選された畑のブドウ、さらに、澱と寝かせて旨みを引き出す、シュール・リー製法により、フレッシュなミュスカデの魅力と、奥行きのある味わいを生み出した、金賞受賞のお墨付きミュスカデです!
感想
紹介文が秀逸。飲みたくなる。期待が高まる。こういうワインいいよなぁ。
あまた巷にあふれるとてつもなくつまらなくてなんの特徴もわからない定型文ではなく、ワインの魅力をダイレクトが伝わってくる人間味のある紹介文。期待値が否応なく高まる。
今年最初に飲んだ甲州を思い出す。
オレンジみたく柔らかめのかんきつ系の香り。うまみ成分が溶け出したような、和風の香り。これ絶対和食に合うやつ。
ボリューム自体は控えめではあるが、グラスに鼻を近づけたときに一瞬感じる香り。この最初の香りがとても良い。癖になる。
飲んでみると、味が濃い!しっかりしている。
香りのボリュームが控えめなことから、もっと薄いレモン水っぽいのを想像していたのでこれはおどろき。
ぴりりとした柔らかい辛口。シャープな酸味。そしてほのかな甘み。うまみが広がる。
シュール・リー製法のおかげか。澱とともに寝かせることで、うまみが感じられる。舌ざわりのあるワイン。
ゆっくり味わいたい。ごくごく飲み干すのはもったいない。
1080円でこのクオリティってすごい。さすがに今年最初に飲んだ5000円の甲州には及ばないものの、方向性は近しい。
さすが旨安大賞ワイン。ほんと、これ1000円とは思えないほど圧倒的においしい。このワイン飲めて幸せだ。
二日目になると熟した感じに変化。香りは、バナナ、オレンジ、フルーツポンチ。味も甘味が増したきがする。
初日がキレありシャープ系だとしたら、二日目は王道の爽やかフルーティ系。けっこうフルーツ要素の主張が激しくなっちゃって、ちょっと飲み疲れる感じ。
個人的には初日のほうが切れがあって好みではある。
ペアリング
1日目は、味噌炊き込み卵掛けご飯と、鶏もも肉の白ワイン焼き。
炊飯器に味噌とミリンを投入してただ炊くだけ。炊き上がったら卵を割るだけだけど、このご飯、かなりおいしい。 ワインが調味料のようにご飯に寄り添ってくれる。卵掛けご飯に醤油がベストのように、このワイン、醤油的ポジションを担ってくれる。
鶏もも肉は、塩・コショウ・砂糖を揉みこみ、たっぷりの玉ねぎとともに弱火でじっくりと焼く。最後に箱白ワインを50mLほど加え、アルコールが飛ぶまで煮詰める。
二日目は、鳥レバーとジャガイモの甘辛煮。
今回は肉だったけど、初日なら、刺身や寿司とベストパートナーだと思う。サーモンの刺身とか、ホタテの刺身もいいな。刺身と合わせるときに、銘柄指定で買いたいワイン。