エノテカ10本バラエティパックにはいっていた1本。エノテカといえばモンテスは看板シリーズ。バラエティセットは内容が定期的に変わるけど、モンテスのワインはかならず1本はいっていると思う。
モンテスはデイリーシリーズのクラシックとひとつ上位モデルのアルファシリーズある。価格帯はクラシックが1500円程度、アルファが2200円程度。コノスルのレゼルバと20バレルみたいな立ち位置。
ワイン情報
項目 | 説明 |
---|---|
ワイン名 | モンテス・クラシック・シリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2022 |
MONTES CLASSIC SERIES CABERNET SAUVIGNON | |
飲んだ日 | 2024/5/10 |
参考価格 | \1650 |
購入価格 | \1000(エノテカ売れ筋No.1!厳選バラエティー10本セット) |
購入元 | エノテカ楽天市場店 |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 85%、メルロ 15% |
タイプ | 赤 |
分類 | 華やか&黒ベリー系 |
インポーター | エノテカ |
生産者 | モンテス |
生産地 | チリ>セントラル・ヴァレー |
クラシック・シリーズは1本1,500円という価格ながら、非常にバランスの良い秀逸な出来のデイリーワイン。エノテカでも常に売れ筋上位の超人気シリーズです。厳選された手摘みのブドウをフレンチオークまたはステンレスタンクで熟成させ、フィルターは1回軽くかける程度。これは「余計な手を入れ過ぎることで果実の旨味を壊さないように」というワインへの愛情から生まれたものです。
その味わいは、ブドウの魅力をストレートに表現した、果実のフレッシュさと濃縮した旨味を備えるバランスに優れたスタイル。毎日飲んでも飲み飽きない懐の深さと、幅広い料理と愉しめるフードフレンドリーさが人気の所以です。 同じような価格帯のワインと比べるとクオリティの高さは明らかで、スタンダードなこのキュヴェにモンテスの魅力がすべて凝縮されています。
芳醇な味わいとソフトな飲み口を兼備した、ハイコスパなデイリーワイン こちらのモンテス・クラシック・カベルネ・ソーヴィニヨンは、活き活きとした濃い果実味と飲みやすさが特徴のハイコスパな赤ワイン。チリの銘醸地であるコルチャグア・ヴァレーのブドウを使用しています。45%をフレンチオークの古樽にて8ヵ月間熟成しており、この価格帯とは思えない手間暇が掛かった1本。リッチなテイストでありながらも飲み疲れせずゴクゴク飲めてしまう親しみやすさが人気の秘密です。
感想
みずみずしい!若々しい。カシス!
フレッシュな果実感。ザ·王道のたっぷりの黒系ベリー系。
煮詰めたカシスリキュールのような芳醇なアロマと、胡椒のようなスパイシーな要素。食欲を刺激する。
一口飲むと。いやこれおいしいよ。とても飲みやすい。ごくごく飲める赤。
はなやか黒ベリー系。カベルネってがっしり骨太系のイメージあったけど、はなやか系タイプもあるんだなぁ。
たしかに、ちゃんとカベルネらしく、ずっしりした雰囲気はあるけど、果実味がジューシーで、味が濃い。
ぴりぴりする辛口と、正反対の煮詰めたような甘味、スパイス、胡椒、チョコレート。
アフターがしっかりしている。タンニンの渋みが適度にあり、ブルーベリージャムが入ったミルクチョコのような後味。渋みはしっかりあるけど、果実間がたっぷりなのでバランスがとれている。むしろ渋みがあることでもたれずに飲める。いやこれおいしい!
果実感たっぷりだから、冷やしてもいける。10度くらいまで冷やしてもいい。
飲みやすいけど飲みごたえはしっかりあって。40分くらいで200mL飲んで、これだけゆっくり飲んでもそれなりに酔いが回った。味濃いし度数高いし、ちょっとで酔えるし、コストパフォーマンスたかい。4杯目で満足。味が濃いのでこれ以上飲めないって気分になった。
白は飲もうと思えば1日で1本飲めるけど、赤は最低2日かかる。
ペアリング
1日目は、味噌野菜炊き込み卵飯と、大根と玉ねぎの照り焼き、豚ロース肉のシンプル塩焼き。
今回のワイン、ミディアムボディくらいで、果実味たっぷりなので肉料理以外でも合わせやすい。味噌野菜炊き込み卵飯とは意外にもかなりマッチ。口当たりが似ているからかも。ワインのなめらかさと、卵飯のなめらかさが一致していて、違和感なく合わせられた。
ご飯は単体だとワインとは合わないけど、なにか食材を加えることで相性を高められる。赤だから味の濃い味噌をミリンと砂糖で溶かし、たっぷり加えてから炊いた。ついでに、あまりものの大根の葉、玉ねぎのみじん切りも加えて。
野菜たっぷりのごはんだけど、味噌と卵のおかげでワインに負けない味に。この組み合わせおいしかった。
二日目は、大根·豆腐·卵の味噌田楽。大根は米の研ぎ汁を少量いれて、蒸すと甘味が増しておいしくなる。豆腐とゆで卵を加えて両面焼いて、味噌·ミリン·砂糖を加えて煮詰める。大根の甘味、卵のほくほく感、焼き色のついた香ばしい焼き豆腐を味わう。
味付けが味噌なので、濃い味のワインとある程度対抗できる。が、昨日ほどの愛称のよさとはいかない。ちょっと負けてしまう。触感もだいぶちがうしね。ワインはなめらかだけど、大根はしっかりした歯ごたえ。
続いて、豚ロースの赤ワインソース。肉は小麦粉をまぶして焼くとうまみが閉じ込められてジューシーになる。箱の赤ワインを半分になるまで煮詰め、砂糖とバターを溶かし入れて弱火でなじませる。
100G230円の生姜焼き用の豚ロース肉でも、ビーフステーキに引けを取らないジューシーな仕上がりに。ワインソースはバターを溶かしたことでまろやかさとコクが加わる。ワインと会わないわけがない。
評価
【エノテカ公式直営】赤ワイン 2022年 モンテス・クラシック・シリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン(スクリューキャップ) / チリ セントラル・ヴァレー モンテス 750ml ワイン