ヌーヴォーではないボジョレーのワイン。鬼コスパセット44弾にはいっていた。
ワイン情報
項目 | 説明 |
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ワイン名 | ボジョレールージュ レ ペピット グラヴェット 2019 ピエール ドレ |
Beaujolais Rouge Les Pepites Gravette | |
飲んだ日 | 2024/7/12 |
参考価格 | \2420 |
購入価格 | \1506(鬼コスパセット) |
購入元 | 銘醸ワイン専門のCAVE de L NAOTAKA!(楽天) |
インポーター | 都光 |
品種 | ガメイ100% |
タイプ | 赤 |
分類 | はなやか&赤ベリー系 |
生産者 | ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ |
生産地 | フランス>ブルゴーニュ>ボジョレー |
感想
はなやか、あかぬけてフレッシュ。果実をぎゅっと濃縮。
ヨーグルトのような。トマトやマンゴーのドライフルーツのジップロックを開いた時のような。
表現しがたいけど鼻につく特徴的な香りがする。
とても飲みやすい。ひっかかることなくするするといける。
とくに安赤は、しぶかったりすっぱかったり甘かったり。なにか要素が突出していてひっかかりを覚えがち。
ひっかからずに飲めて、なにかの要素だけ突出しているのではなく、バランスがとれておいしく感じる。
これが2000円を超える赤の実力か。ようやく2000円の赤のよしあしがわかる舌になってきた。たしかに納得のクオリティ。
スムースなタンニン。渋みは控えめで、なめらかな舌触り。
イチゴのような甘酸っぱさ。つんつんしてないまろやかな酸味が心地よい。
12度など、少し冷やして飲むのがおすすめ。少し冷えていたほうが、酸味がきれいにまとまってておいしく飲める。 酸味がきれいにまとまってておいしく飲める。
抵抗なくするすると飲める赤。やっぱり赤だったらこういうライトボディが好みだなぁ。
三日目は、かすかに、クリームパンのような甘くて濃厚な香りも感じられた。酸味は少しとがってきたかなって感じ。
ペアリング
鬼コスパセット44弾に同梱されていた、ブッフ・ブルギニョン。ブルゴーニュ地方の郷土料理。牛肉の赤ワイン煮込み。ビーフシチューの元祖なんだとか。
家庭料理だとトマトで煮込むことも多いが、ブッフ・ブルギニョンはブルゴーニュワインを1本使って煮込む。そりゃおいしいよね。贅沢の極み。
一袋200Gで1300円くらいらしい。かなり高級なレトルト食品。これがおまけとか鬼コスパセットすごい。
鬼コスパセット、去年末からずっとおまけがソムリエナイフだったので魅力がなかったんだけど(ナイフ何本もいらない)、44弾からおまけが刷新されて魅力的に。
めちゃくちゃおいしかった。とろみのある濃厚なスープに、牛肉がとろとろにやわらかくて、赤身の部分は歯ごたえがありつつも噛むほどに味が広がる。
量は少ないのでちょっと物足りないけど。これ自分で作ってみたいな。材料費がけっこうかかってしまうけど。
その土地のワインはその土地の料理を。牛肉のうまみとワインの中程度の酸味。濃厚なシチューのあとに、心地よい酸がリセットしてくれて、無限にシチューを食べたくなる。